中級者におススメする接着剤ランキング

接着剤ランキング

1位 変成シリコーン接着剤(1液弾性接着剤)

さて、今回は接着剤中級者におススメする接着剤ランキングです!

個人的には接着剤好きなら私がお伝えした「固定」「養生時間」をしっかりと守ってくれると思います。そうなると様々な用途で向いている接着剤をお勧めするとしたら私は変成シリコーン接着剤が1位にします。

これは皆さんが使用するほとんどの用途で部材同士の伸縮や衝撃がかかるところで使用するためです。瞬間接着剤は誰でも使いやすいものの動きや衝撃には弱いために想定していた使用期間よりも短い期間ではがれる可能性が高いです。

そのため長く使ってもらうためにもゴムのような弾性性能を有する変成シリコーン接着剤がおすすめになります。これは低温環境から高温環境までずっと弾性体であることが知られており、幅広い用途で使用できます。

ただし、注意点としては室外で使用する際には室外用と記載されているタイプを使用してください。これは接着剤の多くは日本工業規格(JIS規格)を満たすものを販売しているのですが、室外用の方が室内用よりもJIS規格が厳しく設定されており、その規格を満たすために室外に適した性能になっているのでそちらを選んでいただけるようにお願いいたします。

2位 ウレタン接着剤(1液弾性接着剤)

2位はウレタン接着剤(1液弾性接着剤)となります。

さて、ここであえて弾性接着剤と記載したのはウレタン接着剤には弾性特性がなく、瞬間接着剤のように硬い接着剤が多く存在しております。

特に床用途や束用途はこの硬い接着剤が多く使用されております。もちろん、これらの接着剤は戸建て住宅には欠かせない接着剤なのですが、幅広い用途においては先ほど述べたように絶対に弾性接着剤の方が向いております。

なのでここではウレタン接着剤(1液弾性接着剤)をお勧めします。

それではなぜ2位だというと、まず汎用製品で販売している数が少ない点です。変成シリコーンとは異なり、ウレタン接着剤は建材分野や工業分野に卸していることが多くホームセンターでも品ぞろえがないことが見られます。

もう一つは前回もお伝えした発泡する点です。これはウレタンが反応系であるためにどうしても硬化してウレア結合を形成する際に脱炭酸して二酸化炭素が発生するために部材の固定したのに接着箇所がずれたり、接着剤があふれたりするのが欠点であるために2位となります。

ただし、正直性能は部材のよっては変成シリコーン接着剤よりも接着力や引き裂き方向へ性能がよかったりするのでウレタン接着剤もお勧めしたいのですが、今回は中級者向けということでこの順位としております。

3位 その他すべて

最後はその他すべてと書かせてもらいました。接着剤に精通している人は「エポキシ接着剤」「溶剤系接着剤」「アクリル接着剤」等はどうなのかと思っているかもしれませんが、これは正直接着剤をかなり触っている人じゃないと勧められない印象です。

それぐらい接着剤は使い方を知ってもらう必要があるものだと考えておりますので、接着剤になれてきたなあと思ったらぜひ1位、2位の弾性接着剤を様々な用途に使ってもらった性能を確かめてほしいと思います。

さいごに

接着剤のランキングはなんで使い手の練度を考えていないのかといつも考えていました。もちろんだれもが使えるのですが、よりよく使ってっもらうためにも知ってもらう必要があると思っています。これからも接着剤について記事を書いていきますのでぜひよろしくお願いいたします。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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