2液混合型接着剤とは?
さて、今回は2液混合型接着剤について書いていきます。正直、接着剤をホームセンターで探したときに2液の接着剤が販売しているのを見たことがあると思います。
初心者でこのような接着剤を購入した人は少ないと思いますし、私もお勧めしません。それは2液接着剤は使い慣れていないと性能がでない典型例であり、接着不良を引き起こしやすい接着剤の一つといっても過言ではありません。そのことで今回は気を付けてほしいことをまとめました。
必ず守ることは混合作業を丁寧に行うこと。
今回私が接着剤の使い方で覚えてもらってほしいのは2液エポキシ接着剤を丁寧に混合すること。これだけです!
そんなことと思うかもしれませんが、この2液タイプは少しでも混合不良のマーブル模様みたいな部分があるとそこは未硬化になり、全く性能が発現しません。
この重要なことを多くの説明書は小さく書いてあるので、本当にここはしっかりと書いてほしいです。基本的に混ぜすぎて悪いことは生じないのでまずは丁寧に時間をかけて混合してほしいです。
ただ中にはどのくらい混合すればいいのかわからないよという人もいると思いますので、そんな方には2液カートリッジタイプの接着剤をお勧めします。この形状の接着剤は先端にノズルがついており、手で混ぜるよりも安心して混合することができます。
2液の接着剤を使ってもらう方にはこのような道具を使うのも一つの方法になります。
さいごに
さて、今回は短めの記事ですが、世の中の2液の接着剤の課題を書いてみました。とにかく丁寧に混合すること。これだけを守ってほしいと考えております。これは論文のデータでも出ていますが、手撹拌、機械撹拌では性能が全く異なることが知られております。
このように混合の作業がとても重要になります。では、なぜこんな使いにくい2液接着剤が世の中にでているかというと1液では達成できない性能を有しているからです。これは一日後の硬化性であったり、接着強さの立ち上がりや環境変化による硬化性などなどいいところもいっぱいあるのでこれらも別の記事でまとめたいと思います。
最後まで見ていただき、誠にありがとうございました。また次の記事で!
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