水に強い接着剤とは? DIY用途で最適な接着剤とは!
さて、今回は「水に強い接着剤」について書いていきます。
これを選んだ理由はアマゾンのレビューを見ていて少し記載が足りないなあと感じたのでまとめることしました。実は大して水に強くない接着剤なのに使ってしまい、やり直すはめにならないようにしてもらいたいと考えています。
今回はDIY用途の木材に絞って話していこうと思います。
皆さんはDIYに挑戦する際にどのように椅子やベンチ、机をつくろうとされますか?私もDIYで棚を作ったことのある人間であるために図面を描いて、その通りに木材を切断して組み立てるのはとても楽しいひと時になると思います。
さてここでDIYで木材を加工して接着する際に「接着剤」と釘(又はビス)を用いて作るのが多いと思います。この時にはどんな接着剤を使うのが良いのでしょうか?
私の結論は下記のとおりです。
・家の中で使用する場合は「木工用接着剤」…EX)棚や椅子
・家の外で使用する場合は「エポキシ接着剤」又は「変成シリコーン接着剤」…EX)ベンチや机
これを守ってくれれば大丈夫です!ではその理由について下で述べていきます!
木工用接着剤は水に弱いので室内専用で 海外製、国内産特に性能に差はない!
さてまずは室内用途についてです。これはもう「木工用接着剤」が最適解だと考えています。
理由は
①安価 ②使い慣れている ③ストックがあり、わざわざ買いに行く必要がない
の3点ですね。木工用接着剤は市場の接着剤と比べた体積量で比べるとめちゃくくちゃやすいです。例えば、人気ランキングの「瞬間接着剤」「弾性接着剤」「木工用接着剤」で比べてみると
瞬間接着剤:2g(348円:amazon 2023.7値段)⇒174,000円/1kg
弾性接着剤:20g(580円:amazon 2023.7)⇒29,000円/1kg
木工用接着剤:50g(108円:amazon 2023.7,160160円/1kg
まとめると、1㎏あたり
木工用接着剤 2,160円<弾性接着剤29,000円(木工用接着剤の約13倍)<瞬間接着剤174,000円(木工用接着剤約81倍)
木工用接着剤の圧倒的な安さですね!ちなみに木工用接着剤が基本的に取得している日本工業規格 JIS K 6804 酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤には木材同士の接着性能で木材が壊れる状態に近い強度を満たすように規定されているので 木材よりも強いことが証明されています。
なので、特に外に使うなど水に強く用途でないなら木工用接着剤を使うことを推奨します。
最後に伝えにくいこととしてはこれは海外産や日本産だから水に強い、水に弱い等はない点です。正直木工用接着剤のような価格帯になると使う樹脂による性能差も出にくいために安易に水に強いとのメーカーの言葉を鵜吞みしない方がよいと思います。
水に強いので最もおススメはエポキシ接着剤 ただし使いやすさは変成シリコーン接着剤
では、外用途で使いたいのであればどの接着剤を使えばいいのでしょうか。
これは「エポキシ接着剤」を使うことを最もお勧めします!
これは前のお風呂用途でもお伝えしましたが、基本的に家庭用とで入手できる接着剤で最も水に強いのエポキシ接着剤です。DIYで木材用途に使用されるのであればこちらを使用してください。
もっと量が欲しいという方はモノタロウのような建材サイトで施工屋さんが使用する水に強いエポキシ接着剤を入手できるのでぜひ調べてみて下さい。
木材とコンクリートは部材の多孔質な点や構造部材で頻繁に使われるために比較されることが多いのですが、このエポキシ接着剤は原爆ドームの補修で使用されたことが有名であり、現在50年近くたっている実績もあるのも補足しておきます!
ただし、前にもお伝えしましが、エポキシ接着剤は2液の接着剤なので混合する工程が必要になります。もし接着剤に慣れていない方がいるのであれば、木工用接着剤と同じように使えて耐水性能がそれなりに優れている変成シリコーン接着剤を使うことをお勧めしておきます。
さいごに
今回は接着剤の耐水性能記事になります。実はアマゾンレビューを読んでいて気になったのが、「木工用接着剤とビスを用いてデッキをつくったけど、数年たってもはがれないよ!」との記事が多くみられました。
これは天候によって様々なうえに接着剤を使用する環境も異なるために水に弱い接着剤を用いても接着している一例にすぎません。この接着剤を用いた多くの方でレビューを書いていない水によって接着剤はがれてしまった苦い経験をしたかたも多くいると思います。(ちなみに私もそうです(笑))
そんな方にも誤解がないような記事を少しずつ増やしていきたいと思います。少し記事の更新ペースは減ると思いますが引き続きよろしくお願いいたします。
気になることや感想は書いていただけると執筆者のやる気につながっていきます!
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!それではまた次の記事で。
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