インデックス投資とアクティブ投資の違い。年平均リターンについて
インデックス投資とアクティブ投資とは?
さて、今回は私が趣味で行っている投資についての記事になります。
この記事を書こうと思った理由はネット検索すると大体この手の話題が上がるものの「結論を書いてないなあ」とか、「FPが証券会社や保険会社のPRで書いた記事が多いなあ」と思ったからです。
どうしてのこの手の記事はお金をもらった書くために誇張表現やリップサービスで書いているのをよく拝見します。私が今まで調べてきた投資についての初心者向けへの記事をまとめてみましたのでぜひ箸休め的に読んでもらえればと思います!
インデックス投資とアクティブ投資とは?
まずは投資を始めると、これからの新NISA制度では投資信託の言葉が出てくると思います。
まず投資信託は信託会社が皆さんの資産を預かってが複数の会社に投資する商品となります。基本的にこの投資信託が初心者が始めやすく多くの投資会社で進めている商品となります。図で書くとこんな感じです。個別株よりもリスク分散しており、始めやすいために多くの初心者投資家さんが購入している商品となります。
そこでこの投資信託を勉強すると。
「インデックス・ファンド(投資信託)」「アクティブ・ファンド(投資信託)」が出てきます。
さて、このインデックスファンドとアクティブファンドの違いをしっかりと述べることができますか?仮にこの二つの見分けがつかずに窓口の証券会社で投資信託を購入した場合には注意が必要なので今すぐに自分の買った商品を見直してほしいです!
わかりやすく表にしてみるとこんな感じです!
おそらくこの表は他の記事でもまとめてあるので見たことがあると思います。
私も最初はこの表を見てどっちにもメリットとデメリットがあるのか。それならどちらかに投資しようと考えていました。ただし、ここには投資信託会社が書けない裏事情がいっぱい隠れているのそれについて次の題目で明らかにしていきましょう!
年平均リターンで比べるとどう?投資会社が書けない事情
さてここからが重要な内容です。
ほとんどの記事ではインデックス投資はばらつきは少ないがリターンが小さい。アクティブ投資は高い指標を目指すためにリターンが多い。とこのように読み取れると思います。
実際にここ数十年くらいの全世界株式での「インデックス投資」と「アクティブ投資」を10本ずつ無作為に選んた時の運用成績を調べることができますので、こちらを図でわかりやすくするために簡単なグラフで比べてみようと思います(参照:SPIVA U.S. Year-End 2016 Scorecard (spglobal.com))。
結果をみるとこうなります!
赤線がインデックスファンドになります。他の10本がアクティブファンドの運用成績となります。
さてここで一番に確認したいのはインデックスファンドよりも良い成績を上げているアクティブファンドの数です(青色で囲っております)。
結果は1年目では3商品(I,J,K)だけ、3年期間でみるとたったの一商品(I)の アクティブ・ファンドしかインデックス・ファンドの成績を上回っていないということです。
つまり、インデックスファンドの勝率は90%近いということです!
私はこの内容を知った時にはどうして投資会社はちゃんと説明しないのかとても悲しくなったことを覚えております。
でも、考えてみればこれは当然ですよね。
私も知り合いに銀行に勤めている人がいるのですが、銀行はお金の貸し借りでは経営がかなり厳しいといっています。
そのためにも多くの記事でアクティブファンドを悪く言うような記事が少ないのは「銀行、投資会社ともに儲かる(このようなアクティブファンドは購入時にも手数料を設定するために販売会社にも大きなメリットがあります)ために売り続けている」というわけです。
それともう一つ言いたいのは「日本株インデックスファンド」と「日本株アクティブファンド」を比べる記事が多くある点です。
日本株はここ何年も低成長であり、長期で資産運用を考えている初心者さんには日本株インデックスは絶対にお勧めできない商品となっています。その成績が優れていない商品(日本インデックスファンド)と日本株アクティブファンドの結果を比べるのは本末転倒なので是非ともやめてほしいと思います…。
(ちなみに日本株でもインデックスファンドでもアクティブファンドの成績は全く同じで1年では3割しか勝つことができません)
初心者はインデックスファンドを選ぶ!アクティブファンドは論外
さてここまで話せば初心者は何を買えばわかると思います。
逆に質問するとわかりやすいと思います。投資のこともわからない初心者が勝率10%の勝負で最良なアクティブファンドを選び続けることができますか?
事実を知った多くの人はそんな割の合わない勝負は絶対にしないと思います。だからこそ、初心者はインデックスファンドがおすすめですではなく、
初心者はインデックスファンドを選ぶのが当然である。アクティブファンドは論外である
と述べるべきだと思います。ただし投資はどうしての自己責任になります。しっかりと自分で腑に落ちてインデックスファンドを購入するためには重要になります。これから始める新NISAは長期投資を前提としたものとなります。また今度述べますが、長期投資15~20年以上で投資する際にはほとんどで元手がマイナスにならないことが知られております。初心者には長期投資の抑えてほしい項目もあるのでこれもまたの機会で述べたいと思います。
結論!初心者は全世界株式インデックス(ネット証券)を購入すればいい!
結論:三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を買おう!
最後に結局インデックスファンドを購入する方がいいと教えてもらったけど、何を買えばいいのかにこたえておこうと思います。
ここからは私の一つの意見なのであくまで参考程度で選んでください。
ただこのように注意書きしていても「手数料が安い」「全世界株式インデックスファンド(リスク分散をしている)」「純資産額が大きく、経時で増えている」この三つの項目を守っていれば正直どれ選んでもどんぐりの背比べですが、ちゃんと一つに選んでおかないと迷ってしまうので私が初心者に一番おすすめを書きます。
それは…
三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この投資信託を購入してください。これを選んでいればほぼ間違いはないですね。ちなみに私だけの声では心配かもしれませんので、ネット証券大手のSBI証券、楽天証券の全銘柄販売額を調べてみました。2023/10/30現在、SBI証券月間1位、楽天証券月間2位となっています。
それだけ多くの方に買われている商品であり、手数料を常に業界最低水準を目指す姿勢も選ばれている理由になっていますね。ぜひ覚えていってほしいです。
またこのような商品は銀行や証券会社の窓口には販売されておりませんので買うのは必ずネット証券で買うようにしてください。窓口はどうしても高い手数料がかかるので絶対にやめてください。
さいごに
今回は自分の趣味をまとめてみました(笑)。ただこれから始める新NISAブームに対して正しい情報がしっかりと伝わっていないことを感じました。
投資のようなお金の勉強は学校では教えてくれません。私は両親からも教えられたことはなく、今回書いた記事の内容は独学で勉強したものとなります。ただしこれらは知っている人と知らない人で情報格差が生じやすい学問だと感じています。
私の知り合いに「投資口座はつくっていて投資をしていない人」がいます。これはとてももったいないことだと感じています。なので私としては「正しい知識を身につける」「投資を行う」ぜひこの二つをやってほしいと感じています。
最後に私は楽天ユーザーなので楽天広告を載せるのが多いのですが、私が本当に進めたい3本の投資本を紹介します。これらの3本は投資の大切さとインデックス投資の基本を知る重要な本なのでぜひ読んでみてください。コンテの話題に人気があるならこの本の簡単な要約や伝えきれないことについてまとめていきたいと思います。ではまた次の記事で!
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