接着剤、ボンドの違い?

接着剤の雑学

接着剤=セメダイン、ボンド=コニシ

さて、今回は接着剤、ボンドの言葉がどこから由来している言葉なのかを説明していこうと思います。

まずは「接着剤」です。これはプラモデル全盛期の方は誰もが知っているかもしれませんが、こちらはセメダイン㈱の創業者今村善次郎さんが作った言葉とされています。いままではのりの一種と考えられていたものを薬剤と同じく「剤」という言葉を用いることで高付加価値で売ることを狙った言葉のようです。この接着剤の代名詞といえるのは「C」のマークが印象的なセメダインCが有名であると思います。

C|接着剤|家庭用|セメダイン株式会社 (cemedine.co.jp)

ちなみにセメダインはここから今年で100年を迎える企業であり、こちらの「接着剤」の言葉も歴史を感じるものですね。

次は「ボンド」です。こちらは誰もが子供の頃に工作で一度は使ったことがあるものだと思います。

こちらは1953年にコニシ㈱が合成接着剤(水系接着剤)を「ボンド」と商標登録したのが始まりです。これも60年で誰もが知っている製品に成長したのは企業努力の賜物ですね。

ただし、あまりに木工用ボンドが有名になりすぎてコニシ㈱のHPには下記の記載がされています。興味のある方は是非下記のリンクからコニシ㈱を調べてみてください。

ボンド木工用だけ有名で、困ってます。「ココニモ、コニシ」|コニシ株式会社 (bond.co.jp)

ちなみにコニシ㈱は問屋時代から考えると、2020年に150周年を迎えた企業となります。このような代表的な2社に囲まれているからこそ今の様々な接着剤が世の中に流通した背景となります。

さいごに

今回は短めな記事となります。今の60代の人達にはなじみなる言葉かもしれませんが、若者にはあまり聞いたことのない言葉だったかもしれません。接着剤がすたれていくのは寂しいためにこれからも記事を発信していきますのでよろしくお願いいたします。それではまた次の記事で。

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