1位 瞬間接着剤
さて初心者におススメする不動の一位は瞬間接着剤になります。
理由は接着剤の使い方に慣れていないためです。そもそも接着剤がはがれる主要因は「接着力」ではなく、「使い方」が問題となります。
接着剤が適切な強度を発現するには「固定」「養生時間」が必須になります。初心者はこれも守るのが難しい。接着剤はほとんどのもので十分に固定された状態で最低半日以上の養生時間が必要となります。そのため多くの初心者の方々はこんなもんで大丈夫だろうと固定をはずして十分な養生時間がとれないために接着性能が発現せずにはがれにつながってしまいます。
これらの課題を解決するのには例外的に固定と養生時間が短くてすむ瞬間接着剤を除いてありません。だからこそ初心者の皆さんにはまずこの瞬間接着剤を使用してもらいたいです。
最後ですが、どの瞬間接着剤がよいのか?の疑問があると思います。
これは結論どのメーカーでも大差がないです。これは別ブログで解説しようと思います。
2位 多用途変成シリコーン接着剤(1液速硬化タイプ)
2位は多用途変成シリコーン接着剤(1液タイプ)です。
先ほど、初心者におススメするポイントは「固定」「養生時間」をとらなくても固まってくれることが望ましいとお伝えしました。こちらの変成シリコーン接着剤(1液タイプ)はこの時間が瞬間接着剤ほどではないものの短い時間で硬化してくれる番手となります。
パッケージに変成シリコーン接着剤って書いてないよ!という方は基本は弾性接着剤と書いてあるものを使用してもらえれば大丈夫です。
こちらの変成シリコーン接着剤が瞬間接着剤に勝っている点が一つあります。それは接着剤量を多少多く塗っても接着性能が発現する点です。残念ながら瞬間接着剤は塗りすぎると上手く接着力が発現しないことがあります。この点が勝っているので2位にしております。
3位 木工用接着剤(水系接着剤)
3位のみんな知っている木工用接着剤です!
木工用接着剤の使い方は変成シリコーン接着剤と同様に「固定」「養生」に加えて、「薄く塗る」必要がある接着剤にはなります。しかし、木材用途に限れば一度は使ったことがある人も多くなじみのある接着剤であるために3位にしております。
ただし木工用接着剤は使用できる部材が限定的であり、「木材、紙類、布類、革製品 」は使えるものの他のプラスチック材料には使えないためにあまり用途が広くないために3位にしております。
最後に
さてこのように接着剤の特徴と使い方を伝えていきます。特定のメーカーが良い悪いは伝えることなく(というかカタログ数字や実測値で優劣をつけるほどの差がないことが多い)、どの接着剤にはどんな特徴があり、どの用途にはどれを使えばいいかを伝えていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうござました!
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